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奈良 あじさい寺 と 京都 桔梗の庭 
 6月29日(土)、2,3日前に急に思い立って、奈良に行くことにしました。一番の目的は、奈良国立博物館で開催されている「東大寺のすべて」展を見ることでしたが、どうせ行くならばどこかの寺で季節の花などを見ようと思いました。そこで、今回は奈良の矢田寺京都の東福寺天得院に行くことにしました。
 奈良の矢田寺はアジサイ寺として有名です。また、京都の東福寺天得院は桔梗の庭が売り出し中です。
 ここでは、今回の日帰り旅を写真を交えてまとめてみました。

 
【近鉄名古屋→近鉄郡山→矢田寺】
●近鉄名古屋7:30発−(近鉄特急 難波行)→大和八木9:20着
 名古屋を出る頃は雨が降り出しそうな天気で、津あたりではかなりひどく雨が降っていました。しかし、青山高原を越えた辺りより、雨がやんで空も少し明るくなってきました。
●大和八木9:21発−(近鉄普通 西大寺行)→近鉄郡山9:43着  
●近鉄郡山10:00発−(奈良交通バス 矢田寺行)→矢田寺10:20着
 近鉄郡山駅から少し離れたところ(3分ほど歩いたところ)に奈良交通バスのバスターミナルがあります。矢田寺行のバスは日頃は日に5本しかないのですが、アジサイのシーズンには平日の9時〜16時に毎時2本、休日の9時〜16時に毎時3本に増発されます。バス停から山門までは、数軒の土産物店の間を抜けて緩やかな坂道を5分ほど登っていきます。ここで拝観の受付(400円)を済ませて境内に入っていくのですが、ここからがまた大変。長い階段を5分ほど登っていくとアジサイ園や本堂があります。 

 
【矢田寺について】
 「矢田のお地蔵さん」で親しまれている矢田寺(矢田山・金剛山寺)は、城下町・郡山より西へ3.5キロ、矢田丘陵の中心矢田山の中腹にあり、日本最古の延命地蔵菩薩を安置しています。
 今から約1300年前、大海人皇子(おおあまのみこ…後の天武天皇)が、壬申の乱の戦勝祈願のため矢田山に登られ、即位後の白鳳4年、智通僧上に勅せられ、七堂伽欄48カ所坊を造営されたのが当山の開基です。
 当初は十一面観世音菩薩と吉祥天女を本尊としていましたが、弘仁年間に、満米上人により地蔵菩薩が安置されて以来、地蔵信仰の中心地として栄えてきました。 
 当山の本当の名前は、金剛山寺(コンゴウセンジ)と言いますが、「矢田寺」という名で親しまれているのは、この地が、万葉の昔より「矢田の里」と呼ばれていたことによるものです。
 この矢田寺はアジサイの寺として有名で、境内のあちらこちらに植えられています。8000株、60種類あじさいが植えられておりそれは見事です。訪れたときは、もうすでに盛りは過ぎていましたが、それでもまだかなりのあじさいが咲いていました。このあじさいは約30〜40年前に植えられたそうで矢田寺の歴史と比べればまだ日が浅いのですが、それでもすっかり定着した感じがあります。ここのあじさいは種類によって咲く時期が異なるそうで、長い期間楽しめるのが特徴です。お地蔵さんの間からひしめきあうように咲いているあじさいはまた風情があっていいものです。蒸し暑い日でしたが、雨が降ることもなく撮影ができました。
山門前のアジサイ。ここからがしんどいです アジサイ園で様々な種類のアジサイが見られます
境内には多くの石仏が点在しています アジサイに囲まれる石仏
ウズアジサイ。あまり見たことがありませんでした 娑羅の木にも花が咲いていました

 
 
【矢田寺→近鉄郡山→近鉄奈良】
●矢田寺11:25発−(奈良交通バス 近鉄郡山行)→近鉄郡山11:43着 
 郡山は、城下町の面影をよく残している町です。城跡には立派な堀や石垣が残っていたり、古い町並みが見られたりします。また、金魚の産地としても有名であちらこちらに養殖池があります。そして、赤膚焼きや金魚土鈴、染め物の「紺屋」、銘菓「御城之口餅」等もあり、一度ゆっくりと訪ねてみたい町でした。
●近鉄郡山11:45発−(近鉄普通 西大寺行)→西大寺11:51着
●西大寺11:53発−(近鉄快速急行 奈良行)→近鉄奈良11:58着
 近鉄奈良駅からは、徒歩で奈良国立博物館へ行きました(10分くらい)。 

 
【奈良国立博物館(「東大寺のすべて」展)】
 東大寺は、2002年に大仏開眼1250年を迎えます。これを記念して、同寺などの所蔵する国宝・重要文化財をはじめとした仏教美術の名宝を公開する、かつてない規模の展覧会が本展です。
 東大寺の大仏(盧舎那仏・るしゃなぶつ)は、聖武天皇の発願によって国家の総力をあげて造られ、天平勝宝4年(752)に盛大な開眼法要が営まれました。東大寺では、天平時代の技術の粋をこらした仏教美術品が数多く作られ、天平文化の一大中心地となりました。 
 その後、東大寺は二度の兵火に遭いましたが、その度に再建され、幾多の時代を越えて、数多くの仏像彫刻や絵画・書跡・工芸品などが守られてきました。そのため、東大寺は現在でも仏教美術の宝庫となっており、国宝・重要文化財に指定されているものだけでも150件、総数は約13,000点に達するそうです。
 本展覧会は、奈良時代の創建から鎌倉・江戸期の復興を経て、現在にいたるまでの東大寺の全貌を描き出す内容で、数々の寺宝と、今日にも受けつがれている教学と年中行事に関連する文化財が一堂に集められています。 
 また、日ごろ目にふれることの少ない秘仏の「国宝 僧形八幡神坐像」、「国宝 良弁僧正坐像」、「国宝 俊乗上人坐像」、天平塑像の最高傑作といわれる戒壇堂の「国宝 四天王立像」、法華堂(三月堂)の「国宝 日光・月光菩薩立像」など、きわめて貴重な寺宝が出品されるのをはじめ、国内外に流出した名宝の数々も里帰りします。出陳される宝物の総数は200件を越え、うち半数以上が国宝・重要文化財に指定されています。

 私は仏像が好きなのですが、本展では数々の仏像を拝見することができ、たいへん満足できるものでした。奈良まで出かけた価値がありました。


 
【近鉄奈良→東福寺】
●近鉄奈良13:30発−(近鉄特急 京都行)→近鉄京都14:05着
 奈良から京都までは、近鉄特急で移動しました。幸いにもビスタカーに乗車することができました。また、時間がもったいなかったので、車中で平宗の朴葉ずしを食べながらの移動でした。
 京都駅では、京都定期観光バスの切符売り場でJRの連絡乗車券と米原までの新幹線特定特急券を購入しました。明日、6月30日をもって発売が中止されるようです。
●京都14:37発−(JR奈良線 普通 奈良行)→東福寺14:39着
 東福寺駅からは、徒歩で「桔梗の庭」が有名な東福寺の塔頭、天得院へ行きました(徒歩10分くらい)。 

 
 
【東福寺天得院】
 一面を杉苔に覆われた枯山水の庭に、紫と白の桔梗が美しく咲き乱れています。また、 花の形をした花頭窓からみた西庭も格別です。桔梗の花は6月末から咲き始め8・9月頃までと見る者を永く楽しませてくれます。
 この日はとても蒸し暑い日でしたが、冷たいお茶のサービスとうちわがいただけました。

 

 
【東福寺→尾張一宮】
●東福寺15:37発−(JR奈良線 普通 京都行)→京都15:39着
●京都15:56発−(JR東海道新幹線 ひかり164号 東京行)→米原16:17着
 なんと、700系車両でした。始めて乗りましたが、500系よりは広く、明るい車内で、300系よりも揺れはすくなかったように思いました。
●米原16:28発−(JR東海道本線)→尾張一宮17:23着

 
 
 

 
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